「梯剛之プレイエルを弾く」のコンサートがありました。
- motomoto2290
- 2019年3月10日
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3月2日(土)東京・荻窪の「かん芸館」にてファンクラブ主催のコンサートがありました。ショパンの愛したピアノ「プレイエル」での演奏。
第1部は、ラヴェル:ソナチネ(全3楽章)とシューマン:クライスレリアーナ(全8曲)
第2部は、オールショパンで、ノクターン第2番、バラード第2番、子猫のワルツ、タランテラ、舟歌と梯さんの解説付きの演奏。
アンコールには、シューベルトの即興曲と楽興の時、ショパン:ノクターン8番。
小さな会場で、間近に聴く演奏は格別な贅沢感のあるもので、ショパンが「プレイエル」に向かって、どのような気持ちで作曲・演奏をしたのか、梯剛之さんがどのような気持ちでプレイエルを弾いたのか、想像が広がる聴きごたえある演奏会でした。
昨年の箱根コンサートに続いてのファンクラブ主催のコンサート。次回が楽しみです。
9月4日、東京文化会館へ行き「ゴルトベルク変奏曲」聴かせていただきました。世界中がコロナで気分が沈む中、梯さんが研鑽を続けてこられた、ゴルトベルク変奏曲のアリアの最初の一音が聴こえた時から,やすらぎがホール全体を包み始めました。複雑な細かい音のひとつひとつが聞こえてきました。1から30の変奏曲と最後のアリアまで、梯さんの熱意と曲全体をまとめる強い精神力とが、ひしひしと伝わってきました。本当にありがとう!