先日のプリモ芸術工房でのライブコンサート、三ヶ月以上の長いブランクを感じさせない見事な演奏でした。剛之さんの流れるように綺麗な指の 動きを久し振りに見ることができ、 感動しました。
演奏会に行くことも殆どなくなってしまった最近は、CDを聴くことが 楽しみの一つになりました。 曲ごとにCDを止めて、解説を読みます。 今まで以上に曲への理解が深まり 色々な情景が浮かんできたりします。
2020年はベートーベン生誕250年で、 プリモ芸術工房でも「月光」を演奏されましたが、「子供に伝えるクラシック」のベートーベン編での「月光」も見てみたいと思いました。 ラクセンブルグ宮殿の広間に置かれた一台のピアノ。ベーゼンドルファー。 窓に映るシャンデリアの光は月の光のようです。 まるで剛之さんが、森の中で美しい月の光に照らされて、「月光のソナタ」を奏でていらっしゃるようです。 第三楽章まで一気に月光の世界に 引き込まれていました。 演奏と映像が一体となった緊張感のある素晴らしい作品でした。
当分は、CDとDVDをじっくりと楽しませていただきます。
投稿 Marrow
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